アタラフルイ日記


by mickred

カテゴリ:映画( 3 )

映画三昧

3月3日・火
曇りのち雪。1日の日曜日にシネマート六本木で
2時から6時半まで映画を2本みた。
最初は,谷崎潤一郎「細雪」、
監督 阿部豊,出演 花井蘭子、高峰秀子、轟夕起子、山根寿子。
高峰秀子が演じる四女を中心に,
蒔岡家の本家上本町9丁目と分家芦屋に暮らす
4姉妹の物語を描いたものである。
谷崎が小説を書いた頃は,芦屋は阪急が開発した住宅地だった。
旧式の本家は,格を守って船場に住み,
ハイカラな分家は芦屋に暮らす,「細雪」の構図である。
話の筋は,よくある栄華盛衰であるが,
4人の姉妹が上流階級の一部が使っていた
「船場言葉」の独特な話し方が興味深かった。

私事ですが小学生の頃、家の事情で父親の実家である上本町に住んでいました。
実家は革漉き専門の会社で手広く商いをしていた。
革漉きと言う仕事は,バッグや財布などの革製品になる前に革を裁断し糸で
縫う部分をうすく漉き,仕上げて納品します。
明治時代から営業していたようです。
子供の頃の上本町は,大きい建物は近鉄百貨店ぐらいで
周りは城下町の風情があちらこちらに
残る屋敷町だったと記憶している。

2本目は,水上滝太郎「大阪の宿」,
監督 五所平之助,出演 佐野周二、水戸光子,乙羽信子。
大正末期の大阪、土佐堀川のほとりにあった旅館「酔月」を
舞台に東京育ちの主人公と浪速気質の
登場人物の奇妙な人間模様を,
季節の移り変わりとともに淡々と描いた映画です。

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by mickred | 2009-03-03 13:00 | 映画

六本木でこころの休息

シネマート六本木で成瀬巳喜男監督の「銀座化粧」をみた。
田中絹代が銀座の女給(今のホステス)の役で、
いつもタバコをヨコにくわえて吸っていたのが印象的でした。
小柄でも存在感があり哀愁を感じるのが、フェリー二の「道」の
ジュリエッタ マシーナといつもかぶって見えます。 
戦後復興の途中の銀座風景は一見の価値あり。

その後、東京ミッドタウンのサントリー美術館の
国宝三井寺展にいきました。
多彩な秘仏の数々を鑑賞していると
東京、六本木にいることをわすれ、こころが和むものです。
 
                     
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by mickred | 2009-02-11 19:45 | 映画

映画のまち深川

私の住んでいる佃から、歩いても20分くらいでいける
古石場文化センターで、江東シネマフェステイバルを開催していた。
そこは私もはじめて知ったのですが小津安二郎の資料館になっていました。
小津は、深川生まれで古石場から数分のところに生家がありました。

主演級俳優が多数出演した「小早川家の秋」をみました。
深い無常観を濃密に漂わせる名作でした。

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by mickred | 2009-02-10 11:50 | 映画