アタラフルイ日記


by mickred

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桜一色

3月29日日曜日
晴れ空青し
朝、茗荷谷でテニス。帰りに銀座の松屋で墨一色展を見る。
人気イラストレーターが黒と白の世界で
表現するユニークな企画だった。
屏風や扇子、掛け軸などに墨からインスパイアした小品を展覧していた。

会社から見える隅田川沿いも桜一色。今夜は、夜桜見物。

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by mickred | 2009-03-30 17:26

桜餅

3月26日木曜日
晴れ 肌寒し
我が家の前を流れる隅田川沿いの桜、ニ分咲き。
そろそろ桜の花が咲き始める頃,桜餅の季節である。
手に取ると,もう,桜の葉が匂ってくる。
餅を口に入れると、ふっと僅かに,葉から餅に移った塩気が感じられてから
餡の甘みが広がってくる。

桜餅 葉をなつかしみ食ふなり

            虚子



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by mickred | 2009-03-26 15:04

ほうろう鍋

3月24日
晴れのちくもり
少し肌寒い朝である。
数日前に,撮影の小道具としてほうろう鍋を買い求めた。
子供の頃、洗面器やポット、スープ皿などは日常的に使っていた。
当時は粗悪品もあり“はげやすい”イメージがあったが
最近のものは,改良され高品質で丈夫さと美しさをかねそなえ
インテリアとしても優れています。
映画「かもめ食堂」で使われているレトロで北欧チックな
ほうろう鍋やポットがすてきでした。
この鍋を使ってシチュウやスープを作りたくなります。
いい道具は料理人を触発します。
丁寧に長く愛用していきたいですね。



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つち【土】
土一般をさすのではなく,
その地中にひそむ霊的なものを
よぶ名である。
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by mickred | 2009-03-24 16:51

書くということ

3月23日月曜日
晴れのち曇り 強い北風
書をかいている自分がすきだ。
うまいか、まずいかはどちらでもよい。
書きながら自分を正す事ができそうな気がする。


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こふ【恋】
比較的古い用例においても,
男女の情をいうものはない。
目の前にいないものを思い慕う。
遠くの人や過ぎ去ったことなどにもいう。
万葉では「弧悲」「故非」のように表記する。
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by mickred | 2009-03-23 18:46
3月16日月曜日
晴れ。春のあたたかさ
本日、京都より「金平糖」が届く。
仕事で「金平糖」を撮影する事になって
京都の緑寿庵清水から取り寄せた。
子供の頃よく食べたが,最近は見かけることもなかった。
さっそく、ひとつ口に入れてみると,何とも上品な味と香りで
さすが150年もだてに作りつずけていない逸品である。

寺田虎彦の「椿の花に宇宙を見る」に「金平糖」の一文がある。
地球物理学の研究者でもあった寺田は,「金平糖」の
角を見てるだけで生命の起源にまで想いをはせてしまう。

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by mickred | 2009-03-16 18:41

沈丁花と木蓮

3月12日金曜日
晴れ、北風吹く,花粉多し
8時から10時までテニス。
2月か3月頃のまだ寒いうちから花を咲かせ,甘い匂いを
発散させる沈丁花。木蓮のぷっくりふっくらした質感の白い花びら。
そろそろ春かな。

言葉について
世界には6千前後の言葉があるらしい。
国連教育科学文化機関「ユネスコ〉が大掛かりな調査をしたら
約2500語が消滅の危機にさらされているようだ。
199語に至っては,話し手が10人以下に減っていた。
219もの言語が,20世紀の半ば以降に消えている。
去年はアラスカ州でイヤック語が,最後の話者が死んで途絶えた。
その女性は生前「ひとりぽっちは怖い」といっていた。
イヤック語で話せる相手が誰もいなかったからである。
1つの言語が生き延びていくには,10万人以上の話し手が必要だという。


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by mickred | 2009-03-12 18:05

万年筆

3月7日土曜
晴れ
朝から2時間テニス。久々にハードヒッターと打ち合いができ気分爽快。
夕刻にパリの友人と築地の「やまだや」で食事。
いつも予約がとりにくい店だが、小上がりの席がとれました。
銚子の地金目の刺身,小柴のしめさば、手作り帆立クリームコロッケ、
野菜いろいろ温サラダ、手もみキャベツとアジの開き合えもの、
おいしい食事と日本酒がすすむにつれて
話題は、フランスの教育システムのことにまで。
パリは上に登っていくほど難しくなる過程から「エッフェル塔」に
例えられるそうだが,落第もあって徹底したエリート教育が
実践されているようです。
彼女の子供もいま受験のときで、親共々大変だそうです。
私が最近、書をはじめた話をしていたらパリでは,
小学生から学校では万年筆しか、使ってはいけないそうです。
日本も小さいときから,筆を使うことが習慣になればと思います。




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by mickred | 2009-03-09 11:52

映画三昧

3月3日・火
曇りのち雪。1日の日曜日にシネマート六本木で
2時から6時半まで映画を2本みた。
最初は,谷崎潤一郎「細雪」、
監督 阿部豊,出演 花井蘭子、高峰秀子、轟夕起子、山根寿子。
高峰秀子が演じる四女を中心に,
蒔岡家の本家上本町9丁目と分家芦屋に暮らす
4姉妹の物語を描いたものである。
谷崎が小説を書いた頃は,芦屋は阪急が開発した住宅地だった。
旧式の本家は,格を守って船場に住み,
ハイカラな分家は芦屋に暮らす,「細雪」の構図である。
話の筋は,よくある栄華盛衰であるが,
4人の姉妹が上流階級の一部が使っていた
「船場言葉」の独特な話し方が興味深かった。

私事ですが小学生の頃、家の事情で父親の実家である上本町に住んでいました。
実家は革漉き専門の会社で手広く商いをしていた。
革漉きと言う仕事は,バッグや財布などの革製品になる前に革を裁断し糸で
縫う部分をうすく漉き,仕上げて納品します。
明治時代から営業していたようです。
子供の頃の上本町は,大きい建物は近鉄百貨店ぐらいで
周りは城下町の風情があちらこちらに
残る屋敷町だったと記憶している。

2本目は,水上滝太郎「大阪の宿」,
監督 五所平之助,出演 佐野周二、水戸光子,乙羽信子。
大正末期の大阪、土佐堀川のほとりにあった旅館「酔月」を
舞台に東京育ちの主人公と浪速気質の
登場人物の奇妙な人間模様を,
季節の移り変わりとともに淡々と描いた映画です。

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by mickred | 2009-03-03 13:00 | 映画